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洗濯の終わりをスマホに通知:SwitchBot プラグミニの消費電力トリガーで作るレシピ

公開 2026-09-25読了 6 分

Photo: Mathias Reding / Pexels

この記事でわかること
洗濯機の消費電力が下がったらスマホに通知する仕組みを、SwitchBot プラグミニ1個で作る手順です。しきい値の決め方、誤通知の直し方、洗濯機に挿す前の注意点まで整理します。

洗濯機の終了メロディーは、脱衣所の近くにいないと聞こえません。在宅勤務で会議中だったり、別の部屋にいたりすると、気づいたときには終わってから1時間たっていた、ということが起きます。干すのが遅れるほど生乾きのにおいも出やすくなるので、終わったらすぐ分かるようにしておきたいところです。

この記事では、SwitchBot プラグミニを洗濯機のコンセントに挟み、消費電力が下がったらスマホに通知するレシピを紹介します。工事は不要で、賃貸でもコンセントに挿すだけです。

先に結論です。

  • 用意するのはプラグミニ1個(実売2,000円前後)だけ。Wi-Fi で直接つながるので、ハブがなくても作れます
  • 条件は「電力が1Wより低くなったら」、動作は「プッシュ通知」。運転が終わって洗濯機の電源が自動で切れる瞬間を拾う考え方です
  • しきい値は洗濯機ごとに違います。最初に1回、実際の消費電力を見てから決めるのが確実です
  • 定格1500Wを超える機種や、取扱説明書で中継する機器の使用を避けるよう書かれている機種には使わないでください

仕組み:電源が切れた瞬間を「終わった合図」にする

洗濯機は、動いている間はモーターやポンプで数百Wを使い、終わると一気に下がります。縦型洗濯機で測った利用者の報告では、洗い中が約320W、脱水中が約280W、電源が入ったまま止まっている状態が約1.5W、電源が切れると0Wだったとされています。

多くの洗濯機は運転が終わると自動で電源が切れます。つまり「数百W → ほぼ0W」という大きな落差が、ちょうど洗濯終了のタイミングで起きます。プラグミニはこの電力を測り続けているので、「◯Wより低くなったら」をオートメーションの条件にすれば、終了の合図として使えます。

プラグミニ本体に Wi-Fi(2.4GHz)と Bluetooth が入っているので、この用途ならハブは要りません。外出先にいてもスマホに通知が届きます。なお、プラグミニ自体も1W前後の電気を使い、挿しっぱなしで月20円前後の計算になります。

設定手順:まず1回測ってから、条件を作る

手順は3段階です。アプリのバージョンによって画面の名前が少し違うことがあるので、近い項目を選んでください。

1. プラグミニを登録して、洗濯機を挿す SwitchBot アプリでプラグミニを追加します。プラグミニは 2.4GHz の Wi-Fi にしか繋がらないので、スマホも 2.4GHz 側に接続しておくと失敗しにくいです。登録できたら洗濯機の電源プラグをプラグミニに挿し、プラグミニは ON にしておきます。

2. 1回分の洗濯で消費電力を見る いつものコースで洗濯しながら、アプリのプラグミニ画面で消費電力を何度か確認します。見ておきたいのは次の3つです。

  • 運転中の電力(洗い・すすぎ・脱水)
  • 給水中やつけ置き中など、モーターが止まっている間の電力
  • 運転が終わったあとの電力(電源が切れて0W近くになるか)

3. オートメーションを作る オートメーションを新規作成し、条件にプラグミニの「電力」を選んで「1Wより低い」を指定します。動作には「プッシュ通知」を選び、「洗濯が終わりました」など分かりやすい文言を入れて保存します。

終了後も電源が切れずに1〜2W残る洗濯機だと、1Wでは反応しません。手順2で見た「運転中のいちばん低い値」と「終了後の値」の間にしきい値を置くのが基本です。

誤通知・通知が来ないときの調整

使い始めると、次のようなズレが起きることがあります。

洗濯の途中で通知が来る 工程の切り替えで一瞬だけ電力が1Wを下回り、途中で通知が来たという報告があります。乾燥まで行うコースで通知が何度も届いたという例もあります。また、電源を入れたものの洗わずに切っただけでも、条件を満たして通知が来ることがあります。

手軽なのは、通知の文言を「洗濯が終わったかも」にして多少のズレは許容することです。プラグミニの遅延実行を組み合わせ、「低い状態がしばらく続いたときだけ通知する」工夫をしている例もあります。ただしこの方法はプラグをOFFにする動作を含むため、設定を誤ると運転中に洗濯機の電源が切れます。仕組みを理解したうえで試してください。

終わったのに通知が来ない 次の順で確認します。

  1. プラグミニがオフラインになっていないか(脱衣所は Wi-Fi が弱くなりやすい場所です)
  2. スマホ側で SwitchBot アプリの通知が許可されているか、集中モードなどで止まっていないか
  3. オートメーション自体が有効になっているか
  4. 終了後の電力が、設定したしきい値より本当に下がっているか

乾燥後にしわを防ぐため、しばらくドラムを回し続ける機種もあるとされています。その場合は、電源が切れるまで通知が遅れると考えておいてください。

洗濯機に挿す前の注意

プラグミニの定格は100V・15A・最大1500Wです。縦型洗濯機の運転中は数百W程度のことが多いですが、乾燥機能付きの機種は乾燥時の電力が大きくなります。銘板や取扱説明書で定格消費電力を確認し、1500Wを超えるなら使わないでください。

ほかにも、挿す前に次の点を見ておきたいところです。

  • 取扱説明書の電源の注意を読む:洗濯機の説明書には、コンセントを単独で使い、延長コードやタコ足配線を避けるよう書かれていることが多いです。プラグミニも間に挟む機器なので、気になる場合はメーカーに確認してください
  • アース線はコンセントに直接つないだままにする:プラグミニ(JP)は2ピンのプラグ用です。アース付き3ピンプラグの洗濯機はそのままでは挿せません
  • 水はねと湿気を避ける:洗面所は水や湯気がかかりやすい場所です。濡れた手で抜き差ししないでください
  • 置き場所を確かめる:洗濯機の裏のコンセントは狭いことが多く、本体(約70×39×59mm)が収まらない場合があります
  • 本体ボタンでOFFにしない:プラグミニのボタンやアプリでOFFにすると、運転中の洗濯機の電源が切れます。家族にも「これは洗濯機のセンサー」と伝えておくと安心です

もう1つ、洗濯機が無線LANに対応しているなら、メーカーのアプリで終了通知を受け取れる機種もあります。その場合はプラグミニを足す必要はありません。

まとめ

  • SwitchBot プラグミニ1個で、ハブなしで「洗濯が終わったらスマホに通知」が作れます
  • 基本は条件「電力が1Wより低い」、動作「プッシュ通知」。洗濯機の電源が自動で切れる瞬間を拾います
  • しきい値は機種で変わるので、最初の1回は実際の消費電力を見てから決めてください
  • 途中で通知が来る、乾燥で何度も来るといったズレは起こり得ます。まずは文言で許容し、遅延実行を使う工夫は電源OFFのリスクを理解してから
  • 定格1500W、説明書の電源の注意、アース線、水はねは挿す前に確認。洗濯機がネット対応ならメーカーアプリの通知も選択肢です
編集人(本業: IT) 賃貸で暮らしながら、工事なしでできる範囲を試しています。使わなくなったものも書きます。